棚やアクセサリーを作る方から、すごい方は服やカバンまで作ってしまいます!
そういったDIY上級者の方を見ていると、DIY=ハードルの高いものに思われてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、DIYなんてしたことがない、という方も安心してください。
今回は誰でも作れるのに、お洒落なコースターの作り方を紹介したいと思います。
ただのコースターじゃありません。大理石のオリジナルコースターです。
机の隅に、高級感あるコースターを置いて、素敵なおうち時間を過ごしましょう!
デスク空間を彩ろう
意外と持っていないコースター。あると便利なものです。
朝の一服や夜のリラックスタイムに彩りを添えましょう!
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今回作るのは大理石モザイクタイルコースター
理由① 誰でも作れる! 初心者でも子供と一緒でも!
本当に簡単です。
ざっくり工程を説明すると
①タイルをカット
↓
②ボンドで下板に接着
↓
③目地材※を塗り込む
↓
④目地材を拭く
↓
⑤半日放置
以上です。たったの5工程!
少しハードルが高そうに思えるのは③の目地材を塗り込む、ぐらいじゃないでしょうか?
安心してください。すごく簡単です。
パンケーキの上に生クリームを塗る作業と変わりません。
丁寧に説明していきますので、頑張っていきましょう!
※目地は、タイルとタイルの間の空間のことです。詳細は記事後半で説明していきます。
※目地は、タイルとタイルの間の空間のことです。詳細は記事後半で説明していきます。
理由② 本物の大理石を使うので安っぽくない!
DIYをあまり好ましく思わない理由の一つに、
「既製品と比べると安っぽい」というのがあるかもしれません。
たしかに、DIYだとプロの既製品に比べるとどうしても素人の手作り感が出てしまいます。
手作りならではの思い入れというのもあるでしょうが、安っぽいのは嫌ですよね。
しかし!今回使うのは本物の大理石ですのでそこも安心できます。
光沢や重み、質感というのがガラスやプラスチックなどとは違います。
あと、大理石のモザイクコースターなんてなかなかないのでオリジナル感があっていいと思います。
理由③ 材料・道具はすべてネットでそろう!
DIYの面倒なところは道具や材料が特殊なところです。
色々調べないといけないし、二回目三回目やるかどうかわからないのに特殊な工具を買ってまでというのは気が引けてしまいます。
が、今回の材料で特殊なのは目地材くらいで、あとは全てご家庭の必需品でそろえることができます。
たとえ今回限りのDIYで終わっても、日常生活で使いまわしが可能なので、勿体なくありません。
ざっと必要なものを羅列していくと
・大理石モザイクタイル※
・下板(コルクコースターなど)※
・カッターナイフ
・目地材(ヘラ付きがベスト)※
・木工用ボンド
・柔らかめのスポンジ
・ティッシュ
・ボウル
※印は今回特有のもの
コースターは1枚100円ちょっと、大理石モザイクが3000円、目地材は大体500円くらいなので、
他のものがそろっていれば4000円以下でおさめることが可能です!
さらに、当ブログを最後まで読んでくださったお客様には大理石モザイクを3%割引で販売させていただきます!!
色々調べないといけないし、二回目三回目やるかどうかわからないのに特殊な工具を買ってまでというのは気が引けてしまいます。
が、今回の材料で特殊なのは目地材くらいで、あとは全てご家庭の必需品でそろえることができます。
たとえ今回限りのDIYで終わっても、日常生活で使いまわしが可能なので、勿体なくありません。
ざっと必要なものを羅列していくと
・大理石モザイクタイル※
・下板(コルクコースターなど)※
・カッターナイフ
・目地材(ヘラ付きがベスト)※
・木工用ボンド
・柔らかめのスポンジ
・ティッシュ
・ボウル
※印は今回特有のもの
コースターは1枚100円ちょっと、大理石モザイクが3000円、目地材は大体500円くらいなので、
他のものがそろっていれば4000円以下でおさめることが可能です!
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必要なものはすべて100円ショップやネットでそろう!
専門店に行く必要などありません。すべて100円ショップやネットでそろってしまいます!
お好みのタイル
これは当ショップで購入してください(笑)
磨き仕上げとタンブル仕上げがありますのでご注意ください。
(参考)
磨きとは、表面を機械にて研磨することにより、光沢を持たせた仕上げです。
タンブルとは、特殊な機械によって角をとり、表面を滑らかにした仕上げです。磨きとは異なり、表面は鏡面ではありません。
タンブルとは、特殊な機械によって角をとり、表面を滑らかにした仕上げです。磨きとは異なり、表面は鏡面ではありません。
接着剤
タイル用の接着剤とかもありますが、床や壁に貼るのでなければ普通のボンドでも全く問題ありません。
こんな感じのよくあるボンドで大丈夫です。
目地材
これも基本的には何でもいいんですが、初心者の方にお勧めなのは・白色の目地材
かつ
・ヘラ付き
です。
目地材にも様々な色があります(黒とか)が、そういった色は水の配分で微妙に色が変わってくることがあるので、初心者の方にはあまりお勧めできません。
ヘラ付きがおすすめな理由は、ヘラを別に買うのが面倒だからです。
なので今回は白目地ヘラ付きのこれを使いました。
下地のコースター
これもなんでも大丈夫です。(紙製だけは避けたほうがいいかも?)
個人で好きなものを買うといいと思います。
しいていうなら大理石の厚さも考慮して少し薄め(5㎜以下)くらいがいいかもしれません。
個人で好きなものを買うといいと思います。
しいていうなら大理石の厚さも考慮して少し薄め(5㎜以下)くらいがいいかもしれません。
コルクシートをお好きな形にカットして使うとか、古くなったコースターを再利用とかでもいいですね。
材料が揃ったらさっそく作っていきましょう!
ここからはDIY素人のスタッフの作業画像と一緒に解説していきます。
あんまり汚れませんが、念のため汚れてもいい恰好に着替えておいてください。
さっそく作っていこう! 実際にスタッフ(素人)が作ってみた!
今回大理石モザイクタイルコースターに挑戦するのはDIY素人、工作は中学校の技術の授業以来のS君です。
材料の大理石モザイクは私のコレクションを使用しました。
材料の大理石モザイクは私のコレクションを使用しました。
①まずは必要サイズを確認
購入したばかりのモザイクタイルは大体30㎝x30㎝ぐらいのサイズなのでコースターとして使用するためにはまずカットする必要があります。
ご自身のコースターをタイルの上にのせて、どれぐらいのサイズがいるのか確認してみましょう。
モザイクタイルを必要サイズにカットしていきます。
今回のモザイクタイルのように、粒がシートの形になっているものをユニットというのですが、ユニットのモザイクタイルにも2種類あります。
1つは表面紙貼りで、その名の通り表面に紙が貼ってあり、一度水に濡らしてはがす必要があります。また、紙をはがすとバラバラになるのが特徴です。
もう1つが裏面ネット貼りといいます。
こちらは裏面に網が貼ってあり、それでモザイクタイルを1枚のシートにしています。
裏面ネット貼りだと、表面の表情を確かめたまま貼れるので施工が楽です。
ネットが見えます |
今回のもの、そして当ショップのモザイクタイルは全て裏面ネット貼りです。
カッターで必要サイズになるよう、ネットを切っていきます。石の裏面は傷ついても大丈夫なので、カッターでざくざく切っていきましょう。
机などが傷つかないように、下にゴム板か、プラスチックの下敷きなどをしくといいと思います。
お子さんと一緒に作られる場合、ここは大人の方がやってあげてください。
次は接着剤を塗っていきます。
机などが傷つかないように、下にゴム板か、プラスチックの下敷きなどをしくといいと思います。
お子さんと一緒に作られる場合、ここは大人の方がやってあげてください。
いい感じに切れました |
次は接着剤を塗っていきます。
③裏に接着材を塗っていく
※ここからは机が汚れる可能性があるので、新聞紙を用意して敷いておいてください。
タイルをひっくり返し、石の裏に接着剤を塗っていきます。
S君が用意した新聞はananの広告でした |
ここでS君は石の真ん中にボンドを塗っていますが、一番外側(外周)の石の裏だけは全面まんべんなく塗ったほうが良いです。端っこの接着が甘いとはがれる原因にもなりますし、見栄えが悪くなってしまいます。
S君も接着したあとにそのことに気が付いて、隙間からボンドをねじ込んで注入してました。
はみ出た分はティッシュなどで拭いてしまえばいいので、がっつりいきましょう。
たっぷり塗れたら接着開始です。
④貼り付け
石の位置に気をつけて、コースターとなる下板の上に乗せ、上からぎゅっと押します。
このとき石がはみ出したりすると見栄えが悪くなるので注意です。
うまく貼れたら上に何でもいいので重しを置いて5分ほど待ちます。
しっかり貼れました。anan50周年は今年3月らしいです |
⑤くっついたら、目地材をつくる
いよいよ目地材の出番です。
目地材使う段階になるとそれっぽくていいですね。
まず目地の説明をします。
目地とはタイルや石材などの隙間のことです。
この隙間をつくることを「目地をとる」なんて言います。
目地をとるには色々理由があるのですが、
代表的なところでいうと3つ。
・寸法の誤差補正吸収(1枚ごとに若干の寸法誤差がある)
・緩衝材としての役割(タイル同士の接触を抑えて破損を防ぐ)
・水などの浸入防止
これに加えて、個人的には目地がある方が、外観上美しい気がします。
目地の話は長くなるので、詳細はまた別記事で書きますね。
とにもかくにも、目地がないと始まらないということです。
まずは目地材をつくっていくのですが、その前に養生テープ(なければセロテープでも)で目地材がついてほしくない側面やコースターの下板の部分を覆ってください。
目地材がついても洗えば取れる場合もあるのですが、先にこうして覆っておくことで後の作業が楽になります。
(S君は養生テープなんて面倒だ、とそのままやりました。)
※あと、肌が弱いかたは手袋をされた方がいいかもしれません。
目地材の袋開けていただくと、白い粉が姿を現すと思います。
実は市販されている目地材は完成形ではなく、これに水を加えて目地材をつくっていく必要があります。(ですので余った分は次の機会に利用できます)
イメージとしてはねるねるねるねです(わかりますか…?)
工程としては以下のような流れです
①必要分をボウルの中に投入
↓
②少しずつ水を入れ混ぜていく
↓
③タイルに塗り込んでいく
まず、粉を入れましょう。
10㎝x10㎝のコースターなら30g入れればいいと思います。
が、~gとか言われてもわかりませんよね? 私はわかりません。
当然S君もわかりませんでした。
目地材の袋の裏面にはどれぐらいの量を使えばいいか目安が書いてありますが、趣味なので細かい数字は無視して楽しくいきたいですね。
袋の上から1㎝くらいまでの量を投入しましょう。
次に水を入れていきます。
水は水道の蛇口から直接ボウルに注ぐのではなく、一度手のひらに水を蓄えて、少しずつボウルに入れた方がいいです。
直でいくと、水が多すぎるという事態になります。
水を入れて、袋に入っていたヘラでかき混ぜます。
ベストの状態はねるねるねるね、もしくはトルコアイスです。
(もしくは、ちょっとかための生クリーム)
粉っぽい場合は水を足してください。
水っぽくなったら粉を足してください。
ここを慎重にやらないと、必要以上の目地をつくってしまうことになります。
(ホットケーキ作るときにこういう失敗された方はよくご存じのはずです)
ねるねるねるね状態 |
いい感じに練れたら、いよいよタイルに塗っていきます。
⑥目地材を塗り込む
目地材を塗っていきます。
ヘラで適当な量をすくったら、タイル表面に撫でつけるようにして塗り込んでいきます。右から左といったように一定方向に対して目地材を塗り込むのがコツです。
量が足りなくなったら⑤の工程をもう一度して、目地材を作りましょう。
目地材が固まるまでには時間がかかりますので、ゆっくりやっても大丈夫ですよ!
意外と量が必要になってくると思います。
目地材を塗り込んだ後 |
⑥表面をふき取る
目地材を塗り込み終わったら、10分~15分くらい放置します。
目地材がちょっと乾くのを待つわけです。ひとやすみしましょう。
水で濡らし、強くしぼったスポンジで、表面をやさしく拭いていきます。
丁寧丁寧丁寧に拭いていきます。
表面の目地材がとれてきたら、ティッシュでやさしく水気などをふき取ります。
このとき、乱暴にふき取ると、ティッシュの切れ端などが目地材に付着してしまうことがありますので、注意してください。
拭き取り後 |
これが終わったらもう9割終了です!
⑦硬化するまで待つ
目地材が完全に硬化するまで半日ほど放置します。
気になって触ったりしてしまうと思うので、おもいきって翌日まで放置がいいと思います。
⑧表面を再度拭く
乾いた目地材の粉などが付着している場合があるので、濡らしたティッシュなどでやさしく拭いてあげてください。
一晩寝かしました |
⑨実際に使う
初めての大理石モザイクタイルコースター
世界に一つだけのあなただけのオリジナルコースターを思う存分つかってあげてください。
お洒落なカップがなかった |
おまけ:上級者向けタイルコースター
今回は1シートを切って同じ色合いで作りました。
裏面ネット貼りなので、目地幅などを自分で調節する必要もなく簡単に出来たと思います。
ですが、組み合わせで自分だけのデザインを作れるのもモザイクタイルの魅力。
大理石モザイク(磨き) |
もちろん、コースター以外にも、さまざまなものにモザイクタイルを貼り付けてみるのもいいと思います。
自分の発想の分だけ、好きなようにオリジナルを生み出せるのがDIYです。
モザイクタイルはその助けになると私は思います。
DIYへの第一歩として、ぜひトライしてみてください。
ブログを読んだ、と購入ページの備考欄に記載してくだされば、大理石モザイクタイルの価格を3%割引させていただきます。
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、また別の記事で。
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